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ワンオペがどのくらい自分に影響を与えているか、考えていたら泣いてしまった

#1403 長年ワンオペ育児をしてきた私が思うワンオペ育児の弊害 2024/1/19 | 尾石晴 / oishi haru「学びの引き出しはるラジオ」/ Voicy - 音声プラットフォーム

ワンオペ育児、ってだいぶ日常会話で使われるようになったと思いませんか?

ワンオペ育児とは?つらい家事・育児を乗り越えるためのコツも | 保育士を応援する情報サイト 保育と暮らしをすこやかに【ほいくらし】

どのくらい一人で子供の面倒を見ていれば「ワンオペ」なのか、最近よくわからなくなってきました。

多分、今は夫からの協力があり、朝は大人が二人いるし、夜は寝るときまで夫が不在でも食洗機・洗濯機・お掃除ロボットをフル活用、食事はメインと汁物くらいしか作らない、と決めて食材は「あとは加熱だけ」状態にしているため、あまり「一人だ!」というつらさは感じていません。

でも、過去の自分はというと、結構しんどかったなと思います。

ハム子爆誕!からの一人ぼっちでのお世話

 

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ハム子が生まれてから1歳になるまで、夫は単身赴任で、基本的に一人で育児をしていました。

近所に義実家があり、義母さんの仕事がない日は遊びに行ったり、夕飯を食べに行ったり、生後100日までは、本当に毎日食事を届けてくれていました。

平日の昼間は近所の児童館に行って子供を転がしつつ、他のママさんと交流、ママ友と一緒に遊びに行くこともありました。

慣れないながらもとても尊く、幸せな時間だった、と今なら思います。

でも渦中にいたころは、とにかくうまく眠れなくて、とてもしんどかった記憶があります。

わが子はかわいいはず、母性本能が自分にだってあるはず、と自分にいろいろと言い聞かせて無理していたのです。でも体も心も悲鳴を上げていました。

判断するのがしんどい

これで大丈夫なのか?

温度は?湿度は?授乳の頻度は?子供の様子はこれで健康の範囲内?

他人のことをこんなに観察したことない!というくらい見まくっていました。

正解のない中、また、すぐに誰かに相談できない環境、義理の両親のことは大好きだけれど、安易には頼れない、ファミサポは当時は「出産前に登録できません」と言われて「赤ちゃん連れて登録なんていけねーよ」と切れ散らかして登録しようとも思いませんでした。また、ベビーシッターも住んでいた地域では少なく、高額でした。

何をするにも、体のダメージがすさまじく、自分の思い通りにいかない生活がしんどかったです。人は決断するときにとてもエネルギーを使うのだと最近知り、毎日睡眠不足の中、よく頑張ったなと思います。

考えるのをやめ始める

途中から、感情が無くなり始める瞬間が増えました。

食事を食べてもらえなくて傷つくのがしんどくて、「食事はお供え」「私は奴隷」と自虐をしていたのを覚えています。

子供からの呼びかけにも生返事。明らかに、イライラすることも増え、「○○しなさい」とか言っていました。

身なりに気を使えなくなったり、「私なんかダメ」みたいな気持ちに毎日のようになります。

子供達さえ何とかなればそれでいい、みたいな気持ち。

きっと、このくらいのタイミングで教育ママみたいなのは出来ていくんじゃないかな、と思ったりします。子育てを機に第一線から退き、打ち込めるものが自分のことではなくて子供への教育、でもメンタルが安定しないからきつく当たってしまって、親子ともども死んだ目になる、みたいな・・・。

実は一人の時の方が楽なこともある

ワンオペにはデメリットがたくさんありますが、メリットも意外とありまして、

・他の大人に期待しなくていい

・子供のペースに合わせることができる

・他の大人からの干渉が減る

・方針がぶれない

などなどです。

大きめの買い物があるとき、「パートナーからの合意がえられなくて買えない・・・使うのは自分なのに」という話をよく聞きます。

話し合いを持てればいいですが、ワンオペをするくらいすれ違っている夫婦は、夫婦の会話も減りがち。子供の世話に全体力を持っていかれて、パートナーと話すのもつかれる・・・という事はおきえることです。

子供が寝ている時にパートナーが帰ってきて、起きて最悪なことに!とか、普段世話しない方が出かけるときに全然準備してくれなくて困る、とか。そんなこと、あるよね。

また、いろいろとペアレントレーニングを世話する方が頑張っているのに、普段かかわりの薄い大人が悪影響なことを口走ったりすると、悲しくなったりしますね。特に、幼少期のかかわりは、子供の特徴をよく観察しなければならず、「これならスムーズにいく!」とか、「検証の結果、ここまでは待つと自分でできる!」という事がよくあります。力技で怒鳴ったり、ご褒美で釣ったり、思わしくないことをしてくる場合もよくあり、それがほんとうに会う頻度の低い親戚等ではなく一緒に暮らす家族だと面倒だな、と思うことはままあります。

ワンオペの長期化はやはり避けるべき

我が家は1年程度、ワンオペ状態になりましたが、例えば週末は一人時間がある、とか各人に合わせた「回復期」が必要だと思います。

平日は大丈夫だけど、週末のワンオペがつらい

週末は大丈夫だけど、平日の時間のなさがつらい

病院に行きたいけど預ける相手がいない

相談相手がいない

育児というプロジェクトは一人で担うには重すぎます。

正解もない、報酬もない、他人から認められない、でも批判され、休みもなく、評価も受けられない、スケジュールも立てられない。でも子供が育ちます!みたいな。

そんな仕事、だれが一人でやりたいですか?

幸せや苦悩を分かち合う相手がいなければ、倒れてしまいます。

特に昨今、少子化で子供を育てるという事に厳しい視線を受けるなと感じることは少なくありません。子供に非行や障害、病気があれば「親は何をやってるんだ」とか言われます。誰だって子供時代はあったけれど、今はだれでもが子供を持つわけではありません。個々の置かれる状況が異なるからこそ、思いやり、お互い様も精神が必要になってくるとは思うものの、配慮されたい側からそのような声をあげるのも難しいと感じます。

長期化すれば、ワンオペ育児をしている側は確実に心身を病み、自分が倒れるだけでなく、確実に子供にしわ寄せが来ます。

なるべく、ワンオペ育児が長期化しないよう、出来る限りのことはしていきたいと思います。

 

 

最近読んでる本です。

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