美しすぎた二人。
kagushunさんは初めましてでした。精神科医のパーソナリティさんです。
ちょっと遠めの知り合いが、「私も聴いてる!イケメンイケボのkagushunさんが楽しみ!」と言っていて、一人で興奮しました。
エリサさんのお着物、着こなしが非常に美しく、序盤はそのお話で盛り上がりました。
また、kagushunさんはリビングはきれいにしたいけど、物置部屋みたいなところは片付けられないのがちょっとした弱点?と語っていました。
美しさって何?
深くて広すぎる問いに戸惑う二人。
本当に美しい存在って赤ちゃんなのでは?とkagushunさん。確かに無垢なる存在となると、赤ちゃんですよね。何物にも染まらぬ、可能性を秘めた存在。あかちゃん。
エリサさんの定義する美しさとは、積み重ねたものの先にある造形、なのかなという感じ(私が感じた中では)。
年齢を重ねた方の笑い皺、職人のタコのできた手、農作業にいそしんで曲がった腰、研究に没頭した故の猫背、そんなところなのだそうです。
世界で一番美しい人たち、ヒンバ族
メスの馬ではなく、ヒンバ族です。
アフリカ大陸の西の方にあるナミビア、ナミブ砂漠のそばに住む民族との事。
全く知りませんでした。新しい出会い。
生涯入浴も水浴びもせず、オーカ(銅を含んだ土と牛脂を混ぜたもの)を塗り込み、線香の煙を浴びて体を紫外線や虫から守り、赤銅色の肌をしているのだそうです。
赤銅色の肌、というとアメリカ大陸のナバホ族を思い出すのですが、全然違うね。
時代の流れとともに伝統を守る人たちは減ってきたとのこと。
おしゃれのことや、流行のことを考えていたのが「これでいいのかな」と思うきっかけになったのだとか。まぁ、とはいえ私たちは裸では暮らせないんだけど。
人生100年時代になったからこそ、生き方をもっと考える
死に方は選べない。でも生き方は選べる。
エリサさんの終活の起点はそこにあるのだそう。
人生をどのように生きてきたか、どのように生きたいか、何を目標としたいか。
誰かの真似や、命令や、強制ではなく、「自分が」どうしていくかを積み上げる、意識する、そんな「日々活」をしていきたい。
良い人生だった。
よりよく生きようとした。
そう思えるような生活をしていきたい。
そんな風に思える対談でした。