最初に一致。「ずばり、体が先」
卵が先か鶏が先かの話にも通じるかもしれない、そんなお話。
お二人とも、心と体を整えることをお仕事にされていることもあり、「そうですよね~」といわんばかりの一致ぶりに感嘆するところからスタートしました。
非常に興味深いのが、ヨガのポーズは、瞑想等で自分の心の中を整理していたら、なんだか体のここが痛いなとか、そういうのが見えてきて、痛くないように整えるために動いてたらポーズが出来上がってきた!という成り立ちという点。
本当に、体というのはシステマチックに動いていて、傷みや疲労で外的刺激からの反応を表現してくれる!とびっくり。
仮面うつを抱えながらの過酷なトレーニング
劇団四季にいたとき、「仕事は出来るのに家に帰ると何もできない」という謎の症状が出てきたという石村さん。今では「うつ病」というものが認知され、病院でもしっかりと診断がおりて、様々なアプローチを受けられますが、当時は「ブルー」なんて言われようで、投薬すると依存してしまうという状況だったとのこと。
医師から処方されたのは、なんと自転車!
太陽の光を浴びて、劇的に回復したのだとか。
最近、私も朝に散歩やジョギングを始めて、外に出始めたので何となく共感出来ました。
劇団四季を退団し、NYでも同じような状況に陥ったとのこと。
新しい環境になじめなかったのか、仮面うつがまだ抜けきれなかったのか・・・。
劇団四季時代の友人が、アジア人には狭き門のミュージカルの枠を争っているライバルなのに、快くレッスンをしてくれたことや、ゼロトレの始まりともいえるようなヨガとの出会いが、その後のNY生活を一変させていったのだとか。
自己開示するって大事だよな・・・。
書籍を出版したわけ
レッスンを通じて、多くの人が共通の悩みを抱えていることを知る。
解決に導くたびに、「本当に必要としている人に届いていないのではないか?」と感じ、もっと多くの人に!というきもちで作られたのが、「ゼロトレ」の書籍なんだとか。
一時期、すごく流行ってましたね。読んでみようかな。
LILYさんも、同じような気持ちでリリナージュを広めたい!と強く思い、書籍第二号を企画中なんだとか。
お二人が、「作戦会議しましょう!」とかお話しているのを聴いて、助け合えるって素晴らしいなと素直に感じました。
惜しみなく与える、って、意外と難しい事だと思いますから。
リスナーさんで、リリナージュの認定講師さんいたな。
自分でケアできるといいよね。
前半だけでも聴いてみてほしい
迫力がすごいんです。
どうして体が変わると自分が変わるのか、という解説がめちゃくちゃ分かりやすくて、そりゃ、体、変えたいよね、となります。
体が変わることで、心も変わることは私も感じていて、ダイエットはメンタルが9割、とか、片付けはモチベーションが9割、とかもあるんだけど、「変わる」というのは体が先かな~と。
そして、体を変えるための仕組みや動機付け、モチベーションを保つ方法もまた、大切なことだから、こういう対談を聴いて自分を鼓舞していけるといいのかな~と思いました。