- 作者: 栗原泉
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/06/14
- メディア: 単行本
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栗原類さんはその息子さんで、モデルや俳優として活躍中ですね。Eテレの英語番組、結構見てます。
- 作者: 栗原類
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/10/06
- メディア: 単行本
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専門用語が殆ど出てこないので読みやすい
発達障害児だからこうやって育てよう!みたいな事が書いてあるのかな?と思っていたのですが、そんな事は無く。
我が家はこうだった、私にはこれが合っていた、息子にはこれが効果的だった、と限定的に書いてあり、発達障害だからこういう療育をして…みたいな専門的な事は殆どありませんでした。
エッセイのような流れで、著者の生い立ちと、息子との生活を抜き出して書いてあり、読みやすいなと感じました。
子供をよく、見る。尊重する。何度も伝える。
様々な育児書に書いてある事だけれど、実体験はやはり生々しい。
子供が何に興味を持つのか、何が好きで何が嫌いか。
1人の人間として扱うってどういう事か。
最低限の事を何度も何度も伝える。
シングルマザーで、海外で仕事をして、フリーランスで、みたいな部分があるとやっぱり「私とは違うな」と思いながら読んでしまうんだけれども、育児の部分の根幹は共通することがが多く、参考になる。
子供の事をしっかり見つめる、尊重する、伝えるという3つがすごく大切だなと感じました。
アップデートし続ける、ってできるかな、頑張りたいな
子供が成長すると共に、親も成長させられる。それは分かっているけれど、親が思う以上に子供も、世の中の流れも変わっていく。
本の中では、育児書を何冊も読んだり、学校選びで親もしっかり調べなければならない、とあり、見の引き締まる思いでした。
そういえば、私の親は私の為に勉強したり、受験の時に一緒に調べてくれただろうか?なんて思いを馳せてみたり。
昔自分が通った道だから、と慢心していると、ふとした瞬間に取り残されそうで恐ろしいですね。
教育方針、定まるかなぁ
本の中では、教育方針をブレさせない事が大切、と書いてありました。
私はというと、全く定まっていない気がする。
だけど、子供に「あなたを大切に思っているよ」というメッセージは送り続けたいなぁ、とか、休みの日に出かけたりするイベントは設けたいな、とか、進路は子供主導で決められるようになって欲しいな、とかは「思って」います。
具体的な行動に移せていないのが残念ポイントなのですが…。
子育てにも自分の目標を設けて、取り組めるようにしたいですね。
以上
- 作者: 栗原泉
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