娘の偏食が気になる今日この頃。
料理はあまり得意でない私にとって、娘の食事を用意するのは結構な苦痛。
自分が好きなものは子供向きじゃないので(酢の物とかが好き)、好きな物も食べられず、柄にもなくイライラ。
そんな時見つけたのがこちらの本。
コミュニケーションによって食べられるようにしよう!
細かく刻もう!とか、出汁で味付け、とかは「個人の好みだろ!!!」とキレ散らかす私にとって納得のいく1冊でした。
生まれて数年の子供にとって、食事をポジティブに捉えるのは学習が必要、というのが筆者の主張。
確かに、娘は生まれてから1年以上、ほぼ母乳で生きてるし、2歳まで乳離れが出来ませんでした。
離乳食はベトベトした物を嫌い、歯が生えてからベビーせんべいや食パン、義父が作ったミニトマト、うどん、豆腐くらいしか食べませんでした。
声掛けの仕方や盛り上げ方、どのくらい待つものなのかが分かればいいなと思い、読み進めました。
食べないのは不味いから、だけではない!
私も小学校に上がるまでは「食べない子」でした。野菜は一切ムリ、でもお菓子は食べたい、とうもろこしとかジャガイモをおやつの時間に食べるのは大丈夫。という感じ。
小学生になっても「白米だけで食べられない」とか、家族での食事がしんどい、とかの記憶があったので、本で紹介されている対応策にフムフム、と頷けました。
見た目、食感、イメージ、雰囲気
ざっくり言うと見た目が殆どの印象を決めていて、特に
初めましての食べ物(に見えるもの)は中々食べようとしない。
食感が気に食わなければ食べない。
前に食べたあと嫌な思いをした(吐いたとか)ものは食べない。
食事の雰囲気が好きじゃない。
があるとのこと。
どれが子供にとってマイナスポイントなのか、プラスポイントなのかをチェックして、取り組むのが良いそうです。
キャラクターの形にしてあげたら食べた!
調理法を変えたら食べた!
ポジティブなイメージを持って(例えば好きなお友達と一緒に食べるとか)食べさせる
お祭りムードの中なら食べた!
とかが対処方法になりやすいですね。
固執しすぎないことが大切
しっかり食べてもらおう!と思うと真面目にやり過ぎてしまう事もしばしば。
「ママ、嫌い!」なんてリアルに言われて「もう食べるな」と言ってしまったり…。
ガチガチにではなく、サラリとやってみるのがいいのかもしれません。
本の中には、「疲れたら、自分がハッピーになる方向で!」とも書かれていました。
子供が食べられるように…にばかり注目していると、「私はあんまり好きじゃないけど、子供の為に準備しよう」みたいな事も増えてきます。(現に私もそういう事があります。)
でも、食事をポジティブに捉えるのには、一緒に食べている人、家族が楽しく食べられることも大切です。たまには自分中心のメニューにしてみると「え、それ食べられるの?」という事もしばしばあります。
子供メニューにこだわり過ぎず、色んなものに触れられるのもいいよね、くらいの気持ちでいけばいいのだなと感じました。
悩んでいる人は目次だけでもいいから見て欲しい
目次で大体の事は分かるんで、「こういう所に着目してみればいいのね!」と気づくはずです。
刻んで!とか、出汁で!とかばかりの子供ご飯本に疲れたら、こちらの本を試しに読んでみて下さい。
食事って、栄養だけじゃなくてココロにも影響があります。きっと、コミュニケーションでもいい影響をもたらすはず。
肩の力を抜いて、全部やらなくてもいい。
ひとつでも出来たらいいなー!って思って貰えたら嬉しいですね!
以上