映画ゴールデンカムイを観てきました。
夫と「交代で見に行かないか?」と提案したら、なんか私だけになりました。
夫と子供達はウィッシュを観てました。
北海道の映像美!という感じでした。
北海道の冬を体験されたことのある方ならわかるであろうあの寒さを存分に表現されているな~と思いました。
ダイヤモンドダストの中でキャストが語り合うシーンがあったのですが、あれは実物だったのか、はたまた映像効果だったのか・・・。
【ダイヤモンドダスト】氷点下の宝石 | 自由研究におすすめ!家庭でできる科学実験シリーズ「試してフシギ」| NGKサイエンスサイト | 日本ガイシ株式会社
ダイヤモンドダストはマイナス15度で、晴れてて、空気中にある程度水分があって、風がない、とにかくシンと冷える朝に見られる現象です。
北海道の中でも、内陸部とか、とにかくメチャ寒い環境でのみ見られるので、普通の人は素手とかノー帽子とかで過ごしているとすぐにしもやけになるし、iPhoneは電源が落ちます。
鼻や耳が真っ赤だったので、本当に寒いんだろうなと思いながら、震えつつ鑑賞していました。
動物がリアル!
ゴールデンカムイと言えば、熊と戦ってチタタプ、リスを捕まえてチタタプ(みんなで刻むの意)なわけですが、動物がいっぱい出てくるんですね。
そのなかでも、ヒグマとオオカミのバトルシーンが非常にリアルで、エンドロールでは大き目のフォントで「動物を傷つけてません」て書いてありました。そういった表記がなければ、本当に動物を戦わせてる???と思ってしまうくらい迫力満点でした。
ちなみに、ヒグマの撮影には多分のぼりべつクマ牧場が協力していて、すご・・・てなりました。
のぼりべつクマ牧場 公式サイト|北海道の登別温泉街よりロープウェイ約7分
アイヌ文化を体感しよう!ユーカラの里 | のぼりべつクマ牧場 公式サイト
ユーカラの里も、のぼりべつクマ牧場も行ったことが無いので、そのうち行きます。刺激的だわ。
実写化したことにより、もっとアイヌ文化に触れたくなりそう
原作漫画も全部読んだし、アニメも観たし、網走監獄も行きました!(北海道出身だし、親戚がその辺に住んでるからね!)阿寒のコタンも行ってみたいけど、あれはどこにあるんや?w
などなど。
北海道出身で、大学で「アイヌ語入門」も実は受講したことのあるわたくしですら、いろいろと「これはどこだ?!」と興味をそそられることがありました。
撮影協力の施設をじっと見つめ、「このシーンはあそこか?」と想像をめぐらすのも楽しいかもしれません。
網走監獄調べてたら、監獄ランチ、我が家の夕食よりしっかりしててショックでした。
ほっけ、大きいじゃん。
キャストが想像以上によかった
正直、山崎賢人で不死身はいけるのか?と半信半疑でしたが、ちゃんと不死身してました。
年齢を考えても相応だし、お風呂のシーンで「着やせするんだな~」なんて思っちゃいました。眼福。
アシリパちゃんも素敵だったし、鶴見中尉も脳汁出てるのになぜかイケオジ、土方歳三も危険すぎるジジィでした。
白石が油を塗りたくって「ヌタァ・・・・」と滑り込んでくる様子なんかも非常によくて、よく滑るね~なんて。
個人的に源次郎ちゃんのファンなので、おお、この人なのか!と思いつつ、「逃げ恥」で結構好きだったし、なんやかんや情に流されちゃう感じとか、いいんだよね~と思いながらその先のストーリーでどうなるのこの人は!何をさせられちゃうの!とワクワクしました。
すごくよかったけど、あと何回のシリーズにするつもりなの???
アシリパのアチャ(父親)役の井浦新さんもめちゃ好きなんだけど、まだまだのっぺらぼうなんだよね。
アシリパちゃん、旅立ちます!というシーンで終わっていて、あと何回映画にするつもりなのか?とハラハラしてしまいました。
漫画でもアニメでも、「見たらすごく楽しいけれど、まぁ言うても本筋とは違うから飛ばしちゃっても最悪仕方ない」というシーンはたくさんあるんだけど、それありきでの雰囲気というところもあるわけで、どのくらい削り、どこをプッシュしていくのか、それが見どころかな~。放送コードにも引っかかるところがあるので、(ラッコ鍋はやってほしいけど)次に公開されたらもう少し大きい劇場で観てみたいな~と思いました。
とはいえ、まだまだ公開中ですので、ぜひ劇場でお楽しみくださいね!