【読書感想文】とにかくウツなOLの、人生を変える１か月

とにかくウツなＯＬの、人生を変える１か月　（角川ebook）

Twitterで友人に勧められ、本を衝動的に買いました。(Kindle)

ぼんやりと、ウズウズしていた

何かやりたい！やらなきゃ！でも何も手につかない…みたいな、そんな状態でした。
退職を目の前にして、子供の保育園とか、仕事の事とか。
「なんかこう、上手いこといかないかな！」
と何もせずに考えてました。(今も実は思ってる)

わかっているのに、やらない自分が恥ずかしい

著者の半径5メートルの野望は既に読んでいて、それの小説版といった感じ。

半径5メートルの野望 完全版 (講談社文庫)

主人公の奈緒みたいに仕事してないから、あんまり参考にならないかな？と思いながら読み進めたけれど、グサグサ！と痛いところを刺されまくった。
「こんな事考えてるなんて恥ずかしい！」
的なセリフがあって、首がもげる程うなづいた。

問題を整理して、前向きに捉える。客観視する。

今モヤモヤしていることは何だろ？と明らかにする
リスト化する
出来ていることには大きくマルをする
出来ていないことはどうしたら出来るか、他に余分な物はないかチェックする
変えられるのは、自分だけ
それなりに自己啓発本を読んだことがあるので「知ってはいる」ことばかりが挙げられていた。

行動に移してないってことは知らない事と同じこと

発信しないと存在すら無かったことにされる。
考えていても伝わっていなければ考えていないのと同じ。
やっている事もあるけど、やっていないこともたくさんある。
たとえば、今の所ダイエットはかつてないほど成功している。定着のさせ方は、少し悩んでいるけれど。
でも、ボディメイクというとまだまだゴールが分からないなー。
他の部分も、どうなりたいとか、どうなりたくないとか、輪郭をしっかりつけていきたい。
「何となくうまくいかないこと」を「具体的に上手くいっていないこと」に変えて淡々と行動する。それだけで悩みが減るんだなって。

小説は極端ではあるけれど、学ぶべきこともたくさんある

この作品が発売されたばかりの時に、元うつ患者さんなのか、「軽々しくウツとか使うな！」ってブチ切れてる人のツイートを見ました。
何となく怖くて読むのを避けてたんだけど、ポンと読むタイミングに巡り会えた。
鬱病の人が読んだら「こんなに上手くいくわけない！」と思うかもしれないけれど、私は「そうだよなぁ」と言いながら読むことが出来た。
学びが多い。小説になってる分、ちょっとソフトなので受け入れやすいんですよね。

じぶんの人生は、自分で選び取ろう

キティちゃんのYouTube、観ました？
ハローキティ、YouTubeデビュー！【あらためましての自己紹介】 - YouTube
仕事選ばないんじゃない、全部選んでる！！！
って言ってて、最初はネタとして笑ってたんですよねー。
自分のことなんだから、選びたいなって。
そんなことを思いました。

以上

とにかくウツなＯＬの、人生を変える１か月　（角川ebook）

半径5メートルの野望 完全版 (講談社文庫)