こんにちは、ゆとりのしずです。
前職の時、お客様にいろんな地域出身の方とお友達だと、宅飲みが大変なのだ、というお話しをしました。
すきやきをするぞ、と話しても、割下や具材の切り方、肉の部位、地方によっては肉の種類も!入れるものから味付けから地域やご家庭によってさまざまなんだとか。
確かに、全国的にすきやきというと、牛肉が一般的なのでしょうが、我が家のすき焼きは豚肉。
理由としては恐らく以下の通り。
第一に母親が牛肉嫌い。(乳臭いのが嫌なんだとか。先日牛タンシチューを食べさせたらそれはおいしかったらしい)
第二に豚肉の方が安い。(我が家は私を含め4人の子供がいて、3人が男。よって食費はとんでもないことになっていたでしょう。みんな運動部だったし。)
第三に北海道という地域柄、豚すきの文化がちょっとあるはず。
他の人は違うのかもしれませんが、すき焼きのあのたれの部分を「割下」と呼ぶことも知らなかった世間知らず・・・。すき焼きのたれという商品を使用していたので・・・。
わりしたも地域によってダシが違ったり、甘かったりしょっぱかったり(甘い方が好きです)。
最初に話していたお客様とは、「結局みんな仲良くできるのはカレーライス。」という結論に至った。
肉の違いだけなのかな?
まぁ、確かにアレルギーが無い限り、一般的な日本人がカレーの味付けでそこまでケンカするとも考えにくい。いや、鍋でもそんなケンカしないですけど(笑)。
また、先日友人(北海道出身と静岡県出身)とフルーツポンチの思い出について話していて、違いがあって面白いなと思いました。
北海道出身Tちゃんは、お誕生日のごちそうとして出ていたそうです。
母親手作りのケーキのあまりのイチゴ、一緒に手作りする白玉、バナナなど果物とサイダー。
他にスペアリブがでたそうですよ。
どんなセレブなのよ!と心底うらやましいと思いました。
静岡県出身のKちゃんは、シロップ部分はカルピスソーダだったそうです!
そんな食べ方したことないな~。やってみよう!と新しい食べ方を発見しました。
私はというと、白玉、バナナ、缶詰、イチゴは庭に植えてるやつを刈り取って、シロップはリボンナポリンでした。
リボンちゃん、昔から変わらなくてホッとする。
炭酸きつめで、甘いです。北海道の田舎の老人たちは子供に炭酸飲料を与えると喜ぶと思っています。たぶん。サイダーやコーラを玄関からの廊下に置いている人が多い。(冬は冷蔵庫に入れなくてもキンキンに冷えている。ビールもあったりする)
あのオレンジ色のシロップに浸かったバナナがすごくおいしかったのを覚えています。
どういうタイミングで食べたのかはよく覚えていませんが、たまにしか食べさせてもらえないやつだったと思います。
こうやって食べ物の話しするとそれに関係するエピソードなど思い出されますね。
前に雑誌かなんかで、相手に「おふくろの味って何?」とか話振ると話も膨らむし、家族の様子も分かって楽しいよ、という内容を読みました。(一応ご家族が離婚してないかは確認した方が良いと思うけど)
好きな食べ物なに?よりいいかもと思ったので覚えていました。
私はなんだろう?と思い返すと、「卵焼き」でしょうか。
母親はあまり家庭的な人ではありません。洗濯はとても上手だと思うけれど、料理も、片付けも、上手いとはいえない気がします。
味噌汁は薄いしょっぱいの繰り返しだし、どこぞで覚えてきた手羽先の煮物は酢が多すぎて失敗するし、カレーにはなんでも入れるし。(一度ちくわ入りのカレーが出てきて、家族は普通だったけれどお泊りに来ていた友人にはビックリされた。そのカレーはおいしかったので、特に気にしてなかった)
そんな母でしたが卵焼きだけは上手で、友達に「しずのウチの卵焼き、いっつもおいしそう。交換して?」と割と言われました。
そうか?と思っていましたが、実際自分で作るとイマイチ。塩と砂糖、少しの牛乳のみの、シンプルな卵焼き。
パートに行きながら父と私達のお弁当を作るのは大変だったと思います。
今、夫の弁当を作るようになり、母の卵焼きのすごさを改めて実感しています。
そういえば、夫のおふくろの味は何なんだろう。
今度、聞いてみよう。
あなたも、これから仲良くなりたい人、身近な人に聞いてみませんか?
以上!!!!