母親になって1年が経ちました。
この一年間、想像していたよりもずっと楽しくて、周りからも「育児を楽しんでいる」と言われてきました。もしかしたら娘(ハム子)が育てやすいタイプの子供だったのかもしれませんが、自分を追い詰めないように心がけていたことをご紹介します。
階段とか登るようになりました…。
1.まずは「生存させること」に注力する。
赤ちゃんの成長は過ぎてしまえばあっという間ですが、今育児と対面している人にとっては「これはいつまで続くんだろう」と不安でいっぱいかと思います。
育児なんてできるんだろうかと不安かもしれませんが、まずは赤ちゃんが生きていればオッケー!というハードルを忘れないでください。逆に心が重くなるかもしれませんが、要はミルク、おしめ、お風呂やお着換えが何とかなっていれば大丈夫!という事です。
2.依存先をたくさん作ると心が楽になる。
産む前から「絶対一人になりたくない、イライラした時自分が何するか分からない」とビビっていました。
なるべく自分楽になるよう、頼る先を増やしました。
①私も夫が単身赴任でしたが、義父母宅付近に引越して、100日までお世話してもらいました。
②実母は数日来てくれました。
③近所の児童会館や街中の児童会館にも行きました。
④Twitterで育児アカウントをフォローしまくり、オフ会に参加。毎月会うママ友が出来た。(これはとっても良かったですね)
⑤夫が来た時にはなるべく抱っこしていてもらう。
他にも色々作りました。
3.自分が休むことはいい事!と言い聞かせる。
産後、テンションが上がりすぎたり子供を生存させる事に必死になりすぎて、自分の限界が分からなくなりました。
最初の1ヶ月は「何をしても頑張れる」状態になったのですが、2ヶ月位からガタガタ。周りが助けてくれても「休んでる自分」がダメなやつだと思えて仕方ありませんでした。
でも、寝不足でフラフラな人間が赤ちゃんのお世話するってかなり危険。育児は肉体労働です。しっかりと休む事も大切。
どんなに罪悪感に苛まれても、トイレ行く、ご飯食べる、寝るは絶対です。
人は休まねばならない。休んでる自分、えらいぞー!!!って言ってあげてください。
4.今までやらなかったことに手を出さなくても大丈夫です。
子供が出来たら「いい親にならねば」と多少は考えてしまうんですよね。
手作りの離乳食、手作りのベビー服、おしゃれなお家、綺麗なママ、英才教育エトセトラエトセトラ…雑誌やネットには情報が溢れていて、あれもこれもやらなきゃ!なんて焦ってしまうことがあります。
元々家事は好きじゃないし、裁縫なんて嫌いだし、インテリアは分からない、ファッションオンチもいい所。そんな私が慣れない育児をしながらズタボロの身体と頭で新しい事を!なんて出来ないんですよ。
出来なくてもいいんです。
好きでやりたい!と思うならまだしも、義務感で新しい事にチャレンジする必要はありません。
離乳食はレトルトでいいし、毎日メニューを変えなくてもいい。ベビー服は買ったほうが早いし、おうちはオシャレじゃなくても死にません。ママはキレイを目指す前に健康になるべきだし、英才教育する前にやることがある!
まずは赤ちゃんと自分の生活を整える。少しずつ慣らしていく。焦ってはいけません。
5.自分の気持ちを表に出す。一人で抱え込まないこと!
2.の依存先をたくさん作ると似ていますが、自分の気持ちを一人で抱え込まないことです。
「眠れなくて辛い」「どうして赤ちゃんが泣き止まないのか分からない」「食事を作るのがしんどい」などなど、悩みは尽きません。
話しかけても言葉が通じてるんだかわからない赤ちゃんと二人きりで過ごすのはしんどくないですか?
家族や周りの人にこんな事言っても無駄!と初めから諦めている人も多いです。でもどんどん吐き出しましょう。
もちろん受け止めてもらえないかもしれません。それで傷ついてしまうかもしれませんが、受け入れてもらえるかもしれない。
気持ちは外に出さないと無いのと同じにされてしまいます。
何となく雰囲気では「辛そう」だけど具体的に何がどう辛いのか、周りにどうしてもらいたいのか、それを知っているのはあなただけです。
とってもしんどいのですが、打ち明けてみてください。
話すだけでも、聞いてもらえるだけでも楽になる事は多いです。
家族や知り合いに話したくなければ、保健センターの保健師さんなどに相談してみるのもいいと思います。
「自分さえ我慢すればいい」
では済まない事が多いです。
母親は太陽!ではなく自分らしく
よく母親は家庭の中で太陽のように明るくいましょう!みたいなフレーズを聞きます。
もちろん明るければそれでいいんですが、静かなタイプの人も無理して太陽になる必要はなく、家族のメンバーが自分らしく生きるという事が大切なんじゃないかな?と思います。
無理して繕うのではなく、頼ったり頼られたりしながら暮らしていくというスタイルが望ましい!私はそう考えています。
以上
やや情報が古い気がしますが、とりあえず「無理すんな」って言い続けてくれる本。すき。