夫が単身赴任して一年以上経った。
旭川から札幌まで毎週帰って来てくれる。
産後二週間ほど経ち、体調もいくらか回復したので前日旭川に娘と一緒に行って来た。
さみしさ。
ほとんど日付の感覚も時間の感覚もなくなっていた、クリスマスの前の週。
世の中がクリスマスで賑わう様子も分からず、テレビも殆ど付けないで娘と向き合っていた。すごく幸せだけれど、やっぱり寂しかった。
義母も手伝ってくれて、いい人だけれど毎日他所の人が来るのはジワジワストレスだった。
夫が来てくれた日、テレビを付けるとクリスマス関連のCMが流れた。
「何にも出来ないけど、旭川に行きたい」
思わず呟いた。
移動はスムーズ
2時間半程度の移動。娘のご機嫌が心配だったけど、スムーズに旭川に着いた。
スヤスヤ眠ってくれたし、道も綺麗だった。
本当に何にもできない
夫の部屋で過ごして、本当に何にもできないんですよね。
娘が生後二週間を越してから何故か脚に力を入れたがり、抱っこしないと火がついたように泣いちゃって…。
それ自体はまぁいいのですが、洗濯やら料理をしたいなぁと思っていたのに何にも出来ないわね、と…。
出来て洗濯だけ、料理(しかも鍋とか)程度で、押しかけた割には何にも出来ないなぁとしょぼくれました。
居てくれるだけで嬉しいのだと言われて嬉しい
何にも出来なくてゴメンよと言うと、
帰ったらお部屋があったかくて、嫁と娘がいるなんてそれだけで嬉しい。
夜中に娘が起きてしまって泣くと、すっと起きて抱っこしに来てくれる。明日も仕事なのに起こしちゃって悪いなと思った。
不満そうな様子はなく、娘を愛おしそうに覗き込んでいて、何だかすごく嬉しかった。
難しい事は考えずに、娘の成長だけを願おう
色々上手くやろうとして結果全部出来ないなぁなんてことも多い気がする。
今一番大切にしたい事はなんだろう?と考えると娘の成長のサポートをする事かな、と。
毎日表情が変わったり、意思を感じられる瞬間が増えて驚きの連続。しばらくは娘のことだけでもいいかなぁ、なんて。
まとめ?
居てくれるだけでいいよーなんて言われてちょっとびっくりしました。
自分の肩に力が入ってたんだなと気づかされた一言。
夫と一緒に、娘の事を見守っていこうと思います。