赤児…なんで君は笑いながら吐くのだ？
いつも全力で動いてる姿を見ると、いつから人は力を抜いたり楽しようとするようになるんだろうと不思議な気持ちになります。
最近よく笑うようになった。ホントに自分から生まれて来たのか全然実感湧かないけど、どうやらキチンと母親というかお世話筆頭人として認められているようでとても嬉しい。
熱心におっぱいを飲む様も可愛い。
夜間授乳がしんどいとか、何してあげれば良いか分からんとか、お風呂にゆっくり入れないとか、色々「なんだかなぁ」ということはある。
でも、「あぁ、自分はまだまだ頑張れるんだな」って思った。
大学入試は浪人キメたし、就職活動は成功したとは言えないし、逃げるように前の会社は辞めたし。
後になって思えば「まぁあれで良かったよね」と言えるけれど、当時は情けなくて「自分ってダメなやつ」とうすらぼんやりと思いつめて？いた。
でも子供が生まれてお世話をしているとそんな事どーでもよくて。子供を笑顔にするために百面相したり歌ったり踊ったりしてるうちにどんどん楽しくなって来ました。
これから離乳食が始まったりはいはいしたり歩いたり喋ったりしたらまた別の「はー、めんどくさ！」ってな事が増えるんだろうけど「うわー！こんな事出来るの⁈」という発見も増えるんだろうな。
そんな事を想像しているととても楽しくなってくるんです。
目的なく散歩するのは苦手だったけど、子供に良いって聞いてやってみたら案外自分が楽しくなった。
外食するのが大変になったから自炊が増えたらもっと美味しいものを作りたくなってきた。イベントのご飯も頑張りたいな〜〜って思うようになった。
子供の肌は敏感だから触れるものを清潔に、と洗濯物が増えたけど、毎日取り替えるようになって気持ちにメリハリが生まれた。
家族が増えるからとダイニングテーブルを買ったら夫との会話がより増えた。
夫が遠くに住んでいる事を恨めしく思う日もあるけれど、居てくれる事が随分ありがたいと思うし、義両親がとても良くしてくれる。
何でこんなに恵まれてるんだろう。何か徳でも積んだんだろうか。全部娘が運んできてくれたんだろうか。
そのうち憎たらしい事を言うんだろうけどそれでもいい。法に触れない程度に元気に育って欲しい。私のワガママな願いはそれだわ。
笑う娘の声はマリオカートのドンキーコングに似てるなぁ。そんな風に思うのでした。
まだ街中には春がないので買ってきた。中々良い
こう言うのもいいよね
以上
