娘はなかなか「ごめんなさい」が言えない子だった。
2歳ごろにはそこそこ会話が出来ていて、ある程度会話が出来ていたので「ごめんねは?」と言っては謝罪を教えていた。けれど、彼女の中での整理がつかなかったのか、ごめんねだけは出なかった。ただ、泣いていた。
めちゃくちゃフランクに「ごめんね」って言われる
最近の娘。
ごめんごめん〜!ってめちゃくちゃ軽く言われる。こちとら、身重でお腹に思いっきり乗られて悶絶してるというのに…乳首をがっつり引っ張られて涙目になってるというのに…。
ちがう!そのテンションじゃダメよ!
まだわからんか…そうか…でももうしちゃダメよ。
それにしても「ごめんね」言えるようになったのね、すごいね…!!!
危険なことは真剣に話す
娘は玄関の鍵をあけて外に出られる。
通常のロックは二つあるし、ドアロックもある。けど、台を持ってきて上手に開ける。
一度、トイレに行っている隙に外に出ていて肝を冷やした。
すぐに捕まえて家の中に連れ戻し、
一人で出てはいけない。
車や、見知らぬ人にさらわれる危険性がある。
迷子になるかもしれない。
ママがビックリする。
などと静かに、真剣に話した。
ガスコンロを勝手にカチカチしたり、火がついてるのにまとわりついてきたり近づこうとした時にも真剣に話した。
ごめんなさい、と泣かれた。
私は、怒っていない(つもり)。
けど、もうしないで欲しい、約束できる?と聞いて、娘はうなづく。
ママのこと大好きなの…と泣きながら謝る娘
どういう思考回路なのかは分からないが、多分、真剣に話している時の私は怒鳴らないようにキレている時と同じトーンの喋り方になっているのかな…と思う。
娘は真剣に話した後の私に「ママのこと大好きなの…」と謝りにくる。
怒ってないよ、ママも娘のこと大好きだよ、でも、とっても大好きだからお約束して欲しいことがあるんだよ、とお伝えするようにしている。
何か儀式的な、怒ってないよサインが必要なのかもしれない
朝ドラ「スカーレット」で、きみこが息子のたけしを叱る時「おかあちゃんはたけしのこと大好きやんな?分かってるな?」と前置きしてからガッツリダメ出ししているシーンを見た。
妙に感心してしまった。
叱るイコール個人の否定、と結びつけてしまわないよう、前置きをしている。
一応、なにがしかの「やめて欲しい行動」があった時の流れは以下の通り。
- まず制止(危険行動である事が多い為)
- 行動制限による泣きが入るので落ち着かせて
- 「やめてね」という声かけ
- 理由を述べる
という形になっていた。
この中に、娘の事を認めているような私からの働きかけが、ない。
怒ってないよ、やめて欲しいだけだよとは言うけど
怒っているのではなく、心配なのだ、とどれだけ伝えても、
子供にとって怖い事は叱責と同じ
なんだな、って…。気づいた。
心配は私の感情であって、娘のものではないもんなー。
と反省…。
娘は大きい声で止めたりするとその声にビビってしまって、めちゃくちゃ泣くのでその後に繋がりにくい。だから大声はなるべく出さないように!と心がけている…。けど、それだけじゃダメよね。
伝え方のトレーニングが足りませんな。
きみこ式の前置き、やってみようかな
娘の事は大切に思っているよ!とそこかしこで言っているつもりでも、届くべきタイミングで忘れられては意味がない。
「君の事は大好きだけど、言っておかなきゃいけない事がある」なんて、何だかモラハラする人が言いそうなセリフだな…。
言った後は「仲直りの儀式」も必要そう。(仲違いしてるわけでもないんだが)
まだまだ、アップデートしていかないといけませんな。
以上!
なかなか起きない人です。