食べる事に興味の無い人は少ないんじゃないだろうか。
更にいうと健康でいたくない人も。
最近は健康ブームでやれ有機野菜だ、スーパーフードだとやってるけどそれだけを信じていたら大変よ!食品添加物や農薬の役割はこうよ!
と優しい言葉で書いてありました。

- 作者: 松永和紀
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/05/17
- メディア: 新書
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自然は怖い
ロハスブーム?なのか有機野菜がいいですよとか、添加物フリーですよとか、そういうの流行ってますよね。
個人的には有機野菜高いし普通に売ってる旬の野菜で充分だと思ってたので「ふむふむ」と読むことができました。
今は農薬もかなり軽減されていること、カビなどの毒から守るためにも使われていること、添加物は自然由来の物にも入っている事etc……
自然は思い通りにならないし、毒性の強い成分を含んでいることも多い。
だから精製している食品の方が安全で安定している場合が多いんだとか。
コレさえ食べれば、飲めばは危険
サプリメントや〇〇ダイエットなどの宣伝、とても耳障りが良くて私もつい欲しくなります。
もしそれでいいならみーんなそれを食べているはず。偏った食生活では必ずどこかに歪が生じる。
体にいいとされる食材でも、食べすぎると危険!
ビックリしたのが、お米にも発がん性物質が含まれており、グルテンフリーを徹底的に行うと危険な可能性があるんだとか。
お米やパン、麺なんかをバランスよく食べるのがいいのねー。
塩分ってやっぱり気にした方がいいらしいよ
味噌汁とか醤油とかドレッシングとか大好きなんだけどさ。やっぱり高血圧って危険らしい。
夏場の「塩分補給しろ〜!」っていう宣伝多いけど、それよりもまず普通に水分、脱水症状が出たら経口補水液でいいみたいよ。
何事もバランスよく、落ち着いて…
統計のトリックなんかも書いてあって、データをよく見ない私でもとてもわかりやすく書いてありました。
極端なことをするとみんな注目するけど、やっぱりバランスよくコツコツやる事が大切なのだなぁと改めて感じた1冊でした。
食の安全に不安を感じているなら一読の価値あり
何が正しいの?これっていいの?と不安になることってありますよね。
その位、私達は日々たくさんの情報に触れていると思います。これが良いらしいから買うぞ〜!と盲信する前に自分で考えるきっかけを作れるような本。
子供が出来て、不安な気持ちだったので少し落ち着きました。
以上

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