こんにちは。ゆとりのしずです。
読んで、「そうよね~」と思った記事
「本当の自分って一体どれ?」にたった5分で答えを出す「分人」という考え方 - 人生のひとコマ号
しっちゃかめっちゃかな就職活動
私は就職活動があまりうまく行きませんでした。
ゼミの同期達は早い段階から「こういうことがしたい」とか、資格系の仕事を目指して企業研究を進めていたのですが、私は「自己分析」とやらで速攻つまづき、最後まで抜けられずにいました。
私の中で労働は「生活費を稼ぐためのもの」以外何物でもなく、「やりたくないこと、興味が全くない事」はあっても今後どういうお仕事で生きて行きたいか、というビジョンが全くありませんでした。今も、どのように生活していきたいか、という事はあっても(とは言っても、余りない)、仕事で自分を成長させたい!とかは思っていませんでした。会社は学校じゃないでしょ、と。
なので、志望動機もさっぱりうまく言えず、自分にも自信がないし、自己アピールもできなくて、でも落ちたら「この面接官と飲みにでもいけたら私の良い所がわかってもらえるのに」と謎な事を考えていました。面接時間で伝えろ!
自己分析が出来ず、一応友人たちが通う「せみなー」とやらに行き、「自分たちの強みが~」とかを言い合う所で「この人たち(同じ就活生)に自分のよさなんてわかってもらえないし」とか完全にひねくれていました。
試験で受ける、性格判断みたいなやつも嫌いでした。「こんな極端なヤツいたらいやだっつーの」
今考えると、そんなこと考えてスピード落としてる人なんて採用したくないよなー。なんてね。
7年間やってきた「演劇部」
「学生時代は何をしていましたか?」とほぼ必ず聞かれます。
私は高校で演劇部、大学では演劇サークルに入っていました。裏方も出演もしていました。
「演劇の何が楽しかったの?」って良く聞かれましたが、その時はあまりうまく回答できませんでした。とりあえずの回答くらい準備しておけよ自分。
達成感が~とか、その後の反応が~とか。そんな事を言っていたような記憶があります。
今でも、何が好きか?と聞かれたらよくわからない、と思います。
好きか嫌いかで行くとあまり好きじゃない。嫌いな時もあります。
一番好きなのは「打ち上げ」だという事に気づきました。練習も本当は大嫌いでした。本当になんでやってたんだろう?ってくらい今はかかわっていないし、あまり見ない。見ても、「やっぱり他の事すれば良かった」って思うくらい。そういう事をしていた自分だと言うのに。
記憶に残っていることあれやこれや
演劇部あるあるでいうと、「何かやってみせて」と急に振られて困る、ということでしょうか。
でもやってた作品(演劇とか、芝居とかいうの、実は恥ずかしいので私は作品と呼ぶ)で、好きだな、と思うセリフとか、シーンとかはあります。
テレビや映画の脚本家さんたちが書いたような作品ではないのですが、思い入れがある感じ。
普通に、「ありがとう」というセリフは好きでした。
むずかしいんですけど・・・(演出家の要求が理解できないやーつなので)
銃で撃たれて死ぬ、というシーンがあって、その衝撃を再現する練習のため、自分の左胸部をずっとグーで殴りまくる、とか変な事やったり
小道具が与えられるとずーっと触ってみたり。
カメラとか木刀とか、いろいろ。
一人で急にモノローグのように喋ったり、踊りだしたりするシーンは、練習が楽しかったです。
楽しかった記憶結構あっていいじゃない!びっくり(笑)。
高校生の時、部室に一応演劇のメソッド本的なものがあって、そこに書いてあったことがなんとなく腑に落ちた。
お芝居をやっていると「色んな人になれる」というけれど、「色んな自分になれる」のではないか。ということ。
どんなに頑張っても私は私だけど、登場人物を演じる事でAという自分、Bという自分を強制的に引き出さなければならない。極端に例えると、自分は普段絶対言わないような「愛しているよ」というセリフは、台本に書かれていれば必ず言わなければならない。「愛しているよ」と言うまでのプロセスも一応考えなければならない(考えなくてもいい、って言う演出家もいますが)。男の人でも女装しなくちゃいけないかもしれないし。
そんな感じ。
そういう、刺激は楽しかったのかもしれない。
やりたいな~とたまにおもうけど、舞台の準備は長すぎて、私の情熱は途中で燃え尽きそう。準備に遊びに行って、ちょっと茶化すくらいしか出来ないですね。今は。
何の話しだったかしら?(笑)
以上!!!!